競技時間
|
ゲームは10分のピリオドを4回行います。第1ピリオドと第2ピリオドの間、第3ピリオドと第4ピリオドの間に、それぞれ2分のインタヴァルをおき、ハーフ・タイムは10分です。
1チーム5人の選手が、一般のバスケットボール競技と同じ高さのゴールにボールを投げ入れて、得点を競います。
|
(1)タップ・オフ
|
|
(2)トラヴェリング
|
第1ピリオドの開始時のみセンター・サークルで行われます。第2と、第3、第4ピリオド及び延長時限はセンター・ラインのアウトからのスロー・インで開始となります。
|
|
プレイヤーがボールを保持している時のプッシュは、 連続して2回までです。3回以上プッシュするとトラヴェリングのヴァイオレイションで相手ボールのスロー・インとなります。
|
 |
|
 |
|
(3)ゴールと点数
|
スリー・ポイント・ラインより内側からのショットによるゴールは2点、スリー・ポイント・ラインより外側からのショットによるゴールは3点、フリースローによるゴールは1点となります。
|
 |
 |
フリースローを側面から見た場合
 |
|
※フリースローやスリー・ポイント・ ショットの場合は前輪(キャスター) がラインを越えてもよい
|
|
(4)おもな反則とゲーム開始
|
<ショットの動作でない時>
|
◆プッシング
|
◆イリーガル・ユース・ オブ・ハンズ
|
◆ホールディング
|
手やからだ或いは車椅子で相手や車椅子を無理に押して動かすこと。
|
手で相手をたたくこと。
|
手や腕で相手や車椅子を押さえて行動の自由を妨げること。
|
 |

|

|
|
<ショットの動作の時>
ショットしようとした相手の手をたたいたり身体或いは車椅子を押した場合。
|
 |
◆ショットが成功
|
フリースロー1本が与えられます
|
◆ショットが不成功
|
フリースロー2本か3本が与えられます。
|
<バスケットボールの精神>
お互いの身体接触は避けなければならない。
|
|
(5)車椅子から転落(助けを必要とした場合)
|
◆プレイヤーがボールを持ったまま転落した場合
|
→
|
◆ヴァイオレイションで相手側が最も近いアウト・オブ・バウンズからのスロー・インで再開。
|
◆味方のプレイヤーがボールを持っている時、同チームの他のプレイヤーが転落した場合
|
→
|
◆ボールを保持していた側の最も近いアウト・オブ・バウンズからのスロー・インで再開。
|
◆相手のプレイヤーがボールを持っている時の場合
|
→
|
|
<ショット動作中の時>
相手側がショットしようと試みている時
◆成功の場合=レフリータイムの後、エンドラインから得点された側のスロー・インで再開。
◆不成功の場合=ボールの保持が明確になった時点でタイムアウトの後、ボールを保持していたチームの選手によって
その地点に最も近いアウトからスロー・インで再開します。
|
|
(6)ボールをバックコートにかえすこと
|
(7)時間制限(オーバータイム)
|
◆フロントコートに運んだボールをバックコートの味方にパスをしてはいけません。
もし起こった場合は相手側の選手が最も近いアウト・オブ・バウンズからスロー・インします。
|
 |
◆スロー・インする時
◆フリースローの時、審判からボールを渡された後、ショットするまでの間
◆守備側が近くにきて、パスやドリブルなどができなかった場合。
|

|
5秒
|
|
|
ボールを保持したら、そのチームは8秒以内にバックコートからフロントコートに運ばなければなりません。そして、ボールを保持した時から24秒以内にショットし、合図の鳴る前にボールがリングに触れなければなりません。
|
 |
|
(8)チーム・選手の持ち点
|
コート内でプレイできるプレイヤーの障害程度に応じた持ち合計は、14.0点を超えてはなりません。中間的機能を有する場合には0.5点を加えます。
|
級別
|
クラス1
|
クラス2
|
クラス3
|
クラス4
|
持ち点
|
1.0〜1.5
|
2.0〜2.5
|
3.0〜3.5
|
4.0〜4.5
|
|
|
(9)車椅子の規格
|
1)フットレストの高さ11cm以下
床面からのフットレスト前面上部で測ります。
2)シートの高さ53cm以下
サイド・シート・レールの上縁部までの高さを測ります。
3)大輪の大きさ69cm以下
空気を入れたタイヤの外側部の直径を計ります。
|